VIOの脱毛を考えた時、たまたま目にした脱毛の広告。
「好きな部位の2か所で、初回〇〇円って安い!」と勢いで契約し、ソンをしてしまうことがあります。
このような場合、組み合わせ脱毛よりも、全身脱毛の方がお得になる場合もあります。
また契約をして、後から化粧品を追加購入をしたり、効果が見られなかったので、他の医療脱毛に契約し直して高くついたなど様々。
中には、通うのが面倒くさくなり、行かなくなった方もいるようです。
その場合、照射パワーはサロンやクリニックに比べると劣り、効果が現れるまで時間はかかりますが、家庭用脱毛器も選択肢の一つになってきます。
>>効果のある日本製・家庭用脱毛器ランキング6選/VIO可能・メンズ・レディースにおすすめ
上記のような理由から、解約したい方も多いと思います。
脱毛サロンや医療脱毛を契約するときに、”どんなことに気を付ければよいか?ソンをしないための対策を9つと、”解約について”を解説いたします。
VIO脱毛でソンをしないための9つの対策
ここからは、脱毛サロンや医療脱毛で契約をする時に、ソンをしないよう気を付ける対策を8つご紹介します。
よければ参考にしてみてください。
ポイント1 全身脱毛とVIO脱毛のサロン、クリニック6社を調査しての平均相場
全身脱毛は、顔から足先まで脱毛できるプランですが、サロンによって顔とVIOが含まれていないサロンもあります。
2022年の相場 | 全身脱毛(全身+VIO込み) | VIO脱毛 |
脱毛サロン | ・月額平均:3千円代 ・6回あたり平均:12万円代 |
・1回あたり平均:1万円代 ・6回あたり平均:8万円代 |
医療脱毛 | ・1回あたり平均:5万円代 ・6回あたり平均:28万円代 |
・1回あたり平均:1~2万円代 ・6回あたり平均:9万円代 |
上記は、2022年の6社を調べた脱毛サロンと医療脱毛の平均相場です。
だいたいの平均相場を知っておくと良いでしょう。
脱毛サロンは、全身脱毛だと6回あたり12万円代、VIO脱毛は6回あたり8万円代でした。
医療の全身脱毛は、6回あたり28万円代、VIOは6回あたり9万円代でした。
表を見るとVIO脱毛は割高で、全身脱毛の方がお得になります。
全身脱毛かVIO脱毛か、予算に合わせてどちらかを選びましょう。
ポイント2 VIO脱毛か、全身脱毛かを明確に決める
脱毛の契約をするときに、料金はなるべくおさえたいもの。
人の目に触れないムダ毛は自分で処理して、人に見られやすい部位は脱毛のプロにお願いする方もいるよです。
料金をおさえるためにも、自分はどこまで脱毛するのかを明確にしてから、カウンセリングを受けましょう。
VIOを脱毛して、「こんなキレイになるのなら、ココもキレイにしてもらおう!」と、全身脱毛をすることになり高額に・・。
結局は、全身脱毛プランが安くついた例などがあります。
ポイント3 サロンまで通いやすい距離か
3つ目のポイントは通いやすさ。
脱毛は1年以上通い続けることになるので、家からも職場からも近くて通いやすいお店が良いでしょう。
通うのが面倒くさく、止めてしまった方もいるようです。
また、1年以上通うことになるので、引っ越しや転勤になった場合、1店舗しかないお店だとキャンセルになるか、長距離を通うことになり不便になります。
大手の全国展開しているサロンやクリニックなら、店舗に連絡し変更手続き(お店による)をして、また通えることができるので便利です。
ポイント4 店舗数の多いサロンやクリニックを選ぶ
脱毛の予約は夏の露出に備え、冬~春にかけて一番予約が多くなる時期です。
店舗数が少ないお店に予約を入れると、すでに埋まっていて予約をとれないことがあります。
店舗数の多いお店だと、お客が分散され予約を取りやすくなります。
また、24時間スマホ予約できるお店があれば、気づいた時にいつでも予約やキャンセルができるのでストレスフリーです。
ポイント5 表示された金額に注意!VIOの施術完了までの費用総額
脱毛の公式サイトを見てみると、「VIOの6回の施術で〇〇万円」という表示をしているサロンやクリニックがありますが、「この値段なら脱毛しよう!」と契約しますよね。
ですが、脱毛サロンの場合、6,7回の施術では満足のいかない仕上がりになります。
下記は個人差はありますが、総合平均で効果が表れるまでの回数です。
VIOの効果が出始める回数 | VIOの効果に満足する回数 | |
脱毛サロン | 3~6回 | 20回以上 |
医療脱毛 | 3~5回 | 6~8回 |
表を見てみると、5,6回のコースでは満足のいかない可能性があるので、結局は追加で料金を払い通わなければいけません。
また、12回コースを契約の場合、何かの理由で途中解約したいとき、分割払いでは違約金が発生するサロンやクリニックもあります。
月謝制は、「〇ヵ月は継続すること」という契約になっている場合もあります。
そういうことも必ずチェックし、上記の表を目安に満足のいきそうな回数を決め、だいたいの費用総額を計算しておきましょう。
また、オプションとして、トリートメントや使用するタオルなど、有料のお店もあるので注意してください。
費用総額を計算して高額で契約できない場合、家庭用脱毛器もありますので検討してもありだと思います。
ポイント6 VIOに使用する脱毛器の安全性・危険性
サロンやクリニックの脱毛器は種類が様々です。
医療脱毛は、サロン脱毛より出力の高いレーザーを使用しているので、肌トラブルを起こす危険が高くなります。
しかし、脱毛サロンも家庭用脱毛器より出力の高い脱毛器を使用しているので、肌トラブルは〇ではありません。
肌トラブルの種類 | 内容 |
1,火傷 | 毛包を破壊する出力の高い光やレーザーで、肌に大きな負担をかけることになります。 火傷をするリスクは高くなる。 |
2,色素沈着 | 照射後、摩擦や日焼けなどの刺激により色素沈着を起こす場合がある。 |
3,色素脱却 | 色素沈着とは反対で、一部が白くなる現象。 熱傷や冷媒の凍傷が原因の場合がある。 |
4,蕁麻疹 | 体調の悪い時や肌の弱い人、アレルギー体質の人などに起こりやすい。 |
肌トラブルは、一例をいくつか上げました。
施術をしての火傷、色素脱失、色素沈着、蕁麻疹などの肌トラブルが発生した事例がいくつかあります。
肌トラブルがでたら、すぐに施術をしたクリニックやサロンに相談し、同時に医療機関でも診断し治療をしてもらいましょう。
肌トラブルを引き起こさないためにも、使用する脱毛器の特徴や、危険から守る対策をしているか、安全性はあるかを聞いておくと安心です。
ポイント7 VIOの施術の痛み
レーザーを照射すると毛にあるメラニン色素に反応し、熱が発生し痛みを感じます。
VIOは、他の部位よりも毛が太くメラニン色素も多いので、照射すると痛みを強く感じます。
デリケートゾーンなので、皮膚も薄く余計に痛みを感じやすくなります。
また、医療脱毛は脱毛サロンより機械のパワーが強いため、医療脱毛のほうが痛みを感じている人が多くいます。
痛みに耐えられないため、止めてしまった人もいます。
そのため医療脱毛は、塗り込む麻酔クリームや、皮膚に貼る外用麻酔剤があります。
痛みに耐えることができなければ、施術前に聞いておくと安心でしょう。
ポイント8 契約内容はしっかり理解しておく
カウンセリングは、だいたいのところは無償で行なってくれます。
しかし顧客を集めようと、強引な勧誘をしてくるサロンやクリニックもあります。
カウンセリングを受けて、内容に納得がいかなかった場合、無理をして契約する必要はありません。
「高額なので、帰って考えたい」などハッキリと言いましょう。
契約内容もしっかり理解しておらず、その場の勢いで契約すると、後にトラブルを起こす可能性もあります。
すぐその場で契約するのではなく、一度家に帰り契約内容を確認し理解しておくと良いですね。
解らないことがあれば、施術するサロンやクリニックに連絡をして聞くとよいでしょう。
ポイント9 VIO施術の解約内容を知っておく
脱毛サロンのトラブルは多く見られます。
女性だけではなく、男性の方も脱毛トラブルになっているようです。
トラブルの中に、「勢いでVIO脱毛の契約して、高額だからやっぱり解約したい」「通えなくなったので解約したい」など、クーリングオフや中途解約での内容トラブルが多く見られます。
何かあった時に困らないよう、契約前に解約内容をしっかり知っておくと安心です。
下記では、クーリングオフと中途解約について説明いたします。
解約の内容で困られている方に、是非参考にしてください。
脱毛の契約をクーリングオフにする条件と中途解約
契約をする前に、クーリング・オフや中途解約の内容はどうなっているのか確認することも大切です。
まずは、クーリングオフとは何か。
また、解約方法は、クーリング・オフと中途解約の2つあります。
- クーリング・オフ・・・契約日から8日以内の解約なら、すでに施術を受けていてもクーリング・オフができ、無条件で全額返金される。
- 中途解約・・・契約日から9日以上経過した場合、違約金がかかる。
サロンやクリニックの「クーリング・オフ」の条件
クーリングオフができるには、条件が3つあります。該当するか確認してください。
1,必ず8日以内に書面等で申告する
👉契約の書面を受け取った日から1日目とし、8日以内にサロンやクリニックに書面を申請する。
2,契約金額が5万円以上
👉金額が5万円を超える場合は、特定商取引法が適用されるのでクーリングオフの対象になります。
3,サロンやクリニックの契約期間が1ヵ月以上
👉サロンやクリニックなど、1ヵ月を超える契約期間なら対象となります。ですが月額プランの場合、クーリングオフの対象外になります。
クーリング・オフの申請方法は以外に簡単!
まずは、上記のクーリング・オフの3つの条件と、施術を行ったサロンやクリニックの規約(クーリング・オフについて)の確認をしてください。
それからクーリング・オフの手続きをします。
手続きは難しそうなイメージはありますが、書面を書き、送り先に郵便で届けるだけです。
クーリング・オフをするための用意するもの
用意するものは下記の2つ。
- ハガキかレターセット
- 契約した書類
クーリング・オフは、必ず書面で行ないますので、ハガキやレターセットを用意します。
ハガキだと個人情報を他の人に見られてしまうため、おすすめはレターセット。
また、クレジットカードで契約した場合、クレジット会社の書類を用意します。
クレジットカード会社に連絡をし、内容を伝えて信販会社とクレジット会社に同時に書面を送ります。
書面の書き方は、下記の『サロンやクリニック、クレジットカード会社に送る書面の書き方』で解説させて頂きます。
書面を送る方法
郵送する前に、記載したハガキやレターは、郵送する前に必ずコピーします。
ハガキの場合は、表と裏をコピーします。
クーリング・オフをした証拠として、コピーしたものと、郵便局の窓口で渡される受領書を大切に保管してください。
送り先は、契約書に書かれてある指定の住所に送るようにします。
分からなければ、施術したサロンやクリニックに連絡しましょう。
送る方法ですが、クーリング・オフの書面は、
- 特定記録郵便(160円)
- 簡易書留(320円)
などの記録の残る方法で送付します。
料金は少しかかりますが、大事な書面なので上記の方法で郵送してください。
サロンやクリニック、クレジットカード会社に送る書面の書き方
サロン、クリニックと、クレジット会社に送る書面の内容と書き方は下記になります。
記入漏れがないよう記入後に、もう一度確認したください。
サロン、クリニックに送る書面の書き方
クレジットカード会社に送る書面の書き方
2022年版 中途解約の条件と手数料
上記でも説明しましたが、中途解約は契約日から9日以上経過すると違約金がかかる制度。
クーリング・オフが過ぎたら中途解約になります。
中途解約の条件はクーリング・オフと同じです。
- 契約期間が1ヵ月を超えている
- 契約金額が5万円を超える
一つクーリング・オフと異なるなは、違約金が発生すること。
サロンやクリニックでの施術を中途解約する場合の手数料は下記になります。
- サービス施術前:2万円(法律上での上限額)
- サービス施術後は(1回以上の施術):残りの施術回数×20%、または5万円のどちらか低い方の金額
計算方法は
(例)全身コース・VIO込み、6回コースを契約します。
料金総額210,000円で、1回の施術を受け、残り5回分の施術を残して解約する場合で解約手数料の計算をします。
施術1回分の料金:210,000円÷6回=35,000円
残った施術回数:35,000×5=175,000円
解約手数料:175,000円×20%=35,000円
解約手数料の最大50,000円を下回っていますので、解約手数料は35,000円になります。
返却額:175,000円ー35,000円=140,000円
140,000円がサロンやクリニックから返金される金額になります。
また、サロンやクリニックによって、施術の際に必要な化粧品等を勧められる場合があります。
このような場合、「関連商品」と言うそうですが、その関連商品の購入代金も合わせて清算できる場合がありますので確認をしてください。
中途解約の方法
中途解約方法のながれ
1,契約した店舗に解約したいことを伝える
2,書類に記入し契約した店舗に提出か、郵送の場合、記録に残る方法で「特定記録郵便」「簡易書留」で送る
3,返金でのサロンやクリニックからの連絡を待つ
返金はクレジットで支払った場合、2.3ヵ月以内に行われているようです。
現金支払いの場合は、1.2ヵ月以内のようです。
その期間を超え、長い間支払われない場合は、消費者ホットライン188へ相談してください。
困った時は一人で悩まないで即相談!
脱毛に関するトラブルはとても多いです。
最近では、男性の脱毛トラブルも増えているそうです。
クーリング・オフや中途解約のトラブルも多く、中でも長期の脱毛コース契約での内容トラブルが多いようです。
トラブルが生じた時は、一人で悩まず下記の消費者ホットライン188に相談してください。
相談窓口 | 消費者ホットライン |
電話番号 | 188(局番なし・全国統一番号) |
対応時間 | ・都道府県によって異なる ・土日祝日は、都道府県によって異なり、国民生活センターにつながります。(土日祝日10時~16時) |
消費者ホットラインに連絡した際、話し中でつながらない場合、下記、消費者ホットライン・平日バックアップ相談へご利用ください。
・電話番号:03ー3446ー1623
・対応時間帯:10時~12時・13時~16時(土日祝日、年末年始を除く)
まとめ
今回の記事では、クーリング・オフも中途解約も条件があることが解りました。
クーリング・オフ
・契約日から8日以内で
・契約金額が5万円以上
・契約期間が1ヵ月以上(月額プランは対象外)
の条件なら、すでに施術を受けていてもクーリング・オフができ、無条件で全額返金される。
中途解約
・契約日から9日以上経過
・契約期間が1ヵ月を超えている
・契約金額が5万円を超える
中途解約の違約金計算方法は、上記の「中途解約と手数料」で確認してください。
書面を送る方法は、郵送する前に書面のコピーをし保管する。
コピーしたら、記録が残るよう特定記録郵便(160円)、簡易書留(320円)で送ること。
サロンやクリニックの規約と、解約条件に間違いがないかの2つを確認して、上記の方法を行うようにしてください。
また、家庭用脱毛器を検討している方は、VIO対応の日本製・家庭用脱毛器もありますので良ければご覧ください。